歯医者の設備について
拡大鏡(サージカルルーペ)
歯はとても小さいので、肉眼だけでは細かい所まで確認できません。
視野を拡大(2倍〜10倍)できる拡大鏡は、今や治療では必須の道具となっています。
拡大鏡は、術者がメガネの様に、使用しますが、同じ様に視野を拡大するものに、マイクロスコープがあります。
マイクロスコープ(手術用顕微鏡)
マイクロスコープは大きい為、拡大鏡と違って、持ち運べるものではなく、基本的に、医院に取り付けてあります。
3倍〜24倍程に拡大した視野を得ることができます。
口腔外バキューム
歯科の治療では、水を使って歯を削ったりする為、沢山の歯の削りかすや血液、細菌、金属片などの有害な粉塵が飛び散ります。
その粉塵を医院内に広がらない為に活躍するのが、口腔外バキュームです。
細かい粉塵が大量に飛び散り、医師も患者も気付かない間に吸い込んでしまう恐れがあります。
強力な吸引力を持つ口腔外バキュームは、目に見えない細かな粉塵や水しぶき、不快なにおいなどをすべて吸い取り、医院内を快適で清潔に保ちます。
レントゲン機器
歯の状態や根の状態を精査する為に、レントゲン写真を撮る時に使用します。
日常生活における自然放射線などの被曝量は、約2.4mSvで、歯医者で全体の歯を写す、大きいレントゲン撮影では、約0.01mSvです。
現在は、現像を必要としないデジタルレントゲンが多いので、さらに1/2~1/10になります。
妊娠している場合でも、撮影部位は腹部から離れており、ほとんど問題ないと言われています。
もちろん断る事も出来ますので、心配な方はかかりつけの歯医者さんに相談しましょう。
位相差顕微鏡
細菌の塊であるプラークを採取し、中にいる細菌の様子をリアルタイムで見る事が出来ます。
ダイアグノデント
歯と歯の間、等にある、虫歯か着色か判別の難しい場所に対して、判別する為の機械です。
特殊な光を使って、歯を透かしてみる事によって判別します。
痛みなどは一切ありません。
高周波電気メス
歯茎を切ったり、止血に使用します。
痛みがあるので、通常は麻酔を使用して行います。
禁忌として、心臓ペースメーカーを使用している人には使用できません。事前に歯科医師またはスタッフに伝えるようにしましょう。
今後も追加予定です。
気になる器具があれば、問い合わせやSNSから連絡ください。